訪問看護師の求人倍率って高いの?



現在日本は、慢性的な看護師不足が深刻化していますが、求人倍率はどのようになっているのでしょうか。看護師不足という現状を考えると、そこまで倍率は高くないと考えてしまいますが、必ずしもそうとはいえないようです。
夜勤専従看護師の求人について

平成20年度に、東京労働局が調査した結果によると、女性が就職するケースが多い事務などの一般職と比べると高くなっており、看護師の求人倍率は一般常用で3.0倍とだったと報告されています。

この数字は、事務などの一般職と比べると、約10倍といわれており、非常に競争率が高いということになります。そのため、数字だけ見てしまうと、なかなか就職することができないように感じてしまいますが、そうなってくると冒頭の看護師不足のお話と矛盾してきます。

これはどういうことかといいますと、求職者の数が多いことが関係しているようです。ようするに、定着率が低いということですね。

女性の場合、結婚や出産、育児などがあるため、一度退職する必要に迫られたり、数年のブランクを経て現場復帰するケースが多いのです。また、定着率が低い原因は、上記だけが原因ではありません。

医療現場によっては、過酷な労働条件の中働かなくてはならないケースも多く、心労や過労などによって仕事を辞めてしまう人が多いのです。また、看護師アルバイトの仕事は、人の命を預かる仕事ですので、常に集中力や責任がつきまとってきます。

その結果、精神的に弱ってしまったり、体を壊してしまうなどして、退職してしまうことが多いのです。これらの状況は、医療現場が提供している職場環境と、働く側の看護師の要望がマッチしていないことによって、起きてくる問題ではありますが、それが昨今の看護師不足や求人倍率の高さにつながってきているといえるでしょう。

これらの状況を踏まえた上で、自分の希望に合った職場を探していかなければなりませんが、一番おすすめの方法としては、自らのスキルを高めつつ、看護師専門の求人を扱っているサービスを利用することです。

スキルや経験は、すぐに身につけられるものではありませんが、求人サービスの利用は無料ですので、今日からでも取り入れることができます。是非、有効活用してみてはいかがでしょうか。

看護師が一人で転職活動をすると危険!?

看護師業界は、求職者数よりも求人数が多く、いわゆる「売り手市場」です。そのため、他業種と比べると就職・転職がしやすい傾向にあります。転職支援サイトなどは利用せず、自分一人で転職活動を行ったとしても、職を見つけること自体はそう難しくはありません。

しかし、看護師が一人で行う転職活動には、大きなリスクやデメリットが伴います。ここでは、一人で転職活動をする際に起こるトラブルや、気をつけるべきポイントを紹介したいと思います。

看護師一人の転職活動はトラブルの元

看護師が一人で転職活動をすると、どのようなトラブルが起きるのでしょうか? 以下では、看護師一人の転職活動にありがちなトラブルを、いくつか挙げていきます。

1.求人情報と実際の勤務条件が違う

転職活動の際、最も重要なのは「求人先の情報収集」です。一人で転職活動をする看護師は、情報収集も一人で行っているでしょうが、一人が集められる情報量には限界があります。紹介会社や転職会社ならば、エージェントが勤務条件はもちろん、職場の雰囲気や人間関係まで詳しく調べてくれます。

個人では紹介会社のように、詳細な情報を調べることは難しいでしょう。結果として、求人の詳細を確認できないまま入職することになり、勤務条件で職場と揉めることになってしまった看護師は少なくありません。

2.人間関係の問題

「実際に働き始めたら、職場の人間関係が最悪だった」というケースです。個人が求人情報を見ただけでは、人間関係の良し悪しまでを把握することはできません。しかし、紹介会社を介せば、現場の声を知ることができるので、こういったトラブルをある程度は、未然に防ぐことができます。

ハローワークや看護協会なら安心?

上でも述べましたが、看護師一人での転職活動には、様々なリスクが付きまといます。「なら、ハローワークや看護協会を使えば安心なのでは?」と考える看護師の方も多いでしょうが、そうとは限りません。以下では、看護師がハローワークや看護協会を利用するメリット・デメリットを紹介します。

ハローワークや看護協会のメリットとは

■地方でも都市部と同じサービスを受けられる
ハローワークや看護協会は全国に施設があります。そのため、地方でも都市部と変わらない転職支援サービスを受けられます。

■ハローワークにしかない求人が存在する
ハローワークや看護協会は、利用者はもちろん、雇用側も無料で利用できます。求人の掲載も無料でできますし、転職成功時の報酬などもかからないため、転職サイトにはない求人が多く集まっています。

ハローワークや看護協会のデメリットとは

■ブラックな求人も多数ある
公的機関であるハローワークや看護協会は、依頼のあった求人は分けへだてなく掲載します。求人がいわゆる「ブラック」なものであったとしても、平等に扱われるのです。 そのため、「公共機関が紹介する求人だから安心」と思い込み、よく調べもせずに応募するのは危険です。むしろ、転職サイトを利用する時以上に、冷静かつ慎重な判断が求められます。

■営業時間的に忙しい看護師には不向き
ハローワークや看護協会の営業時間は、大体が平日昼間のみです。さらに、土日は休みの施設がほとんどなので、働きながら転職活動をしたい看護師の方には不向きでしょう。

■年齢制限の問題
ハローワークや看護協会の求人に「年齢不問」と書かれていても、鵜呑みにするのは危険です。ハローワークなどの公共機関は、雇用対策法に沿って、求人に年齢制限を設けることができません。

そのため、表向き「年齢不問」で募集がかけらていても、雇用者側の真意は違うケースが多数あります。例えば、雇用者側が本当は「30代前半まで」の人を雇いたいと考えていた場合、30代後半以降の看護師は応募しても決して採用されないのです。

転職活動には紹介会社や転職サイトを活用しよう!

転職したい看護師の方には、民間の紹介会社や転職サイトがおすすめです。紹介会社を使えば、入職後に転職先と揉めるリスクを軽減できます。

内定時に、採用条件が記載された採用内定通知書を作成してくれるので、「事前の話と勤務条件が違う」といったトラブルはまず起こりません。万が一問題が発生しても、エージェントが交渉を代行してくれるので安心です。

しかし、民間の転職支援サービスにも、少数ながら悪質な会社は存在します。ネット上の口コミなどでよく下調べしてから、利用するようにしましょう。

看護師が一人で転職活動をすると危険!? まとめ

  • 一人で行う転職活動は求人先に関する情報が不足しがちで
  • ハローワークや看護協会にはデメリットが多い
  • 転職活動には紹介会社や転職サイトを利用しよう
  • 悪質な会社も存在するので、紹介会社や転職サイト選びは慎重に

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